ドナルド・トランプ次期大統領は、連邦死刑囚40人のうち37人を減刑するというジョー・バイデン大統領の動きに応じた。
トランプ大統領は火曜日、自身のソーシャルプラットフォーム「真実」に、「ジョー・バイデンは我が国最悪の殺人者37人の死刑を減刑した」と書いた。
「一人一人の行動を聞くと、彼がこんなことをしたとは信じられないでしょう。意味がありません。親戚や友人は破壊されました。彼らはこんなことが起こっているとは想像できないのです!」
バイデン氏はボストン爆撃犯ジョハル・ツァルナエフ氏、チャールストン教会殺人犯ディラン・ルーフ氏、ピッツバーグ・シナゴーグ銃撃犯ロバート・バウワーズ氏の死刑判決を減刑しなかった。死刑推進派のトランプ大統領が1月20日に就任した際、連邦死刑執行リストに残る3名は彼らとなる。
バイデン氏は月曜日に異動を発表し、「誤解しないでほしい。私はこれらの殺人者を非難し、凶悪な行為の犠牲者を悼み、想像を絶する取り返しのつかない損失を被ったすべての家族を悲しんでいる」と述べた。
さらに、「良心に照らして、私が停止した死刑執行を新政権が再開することを黙って容認することはできない」と付け加えた。
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