ファルハド・イブラヒモフ氏はRTに対し、両国はお互いを重要な戦略的パートナーとみていると語った。
モスクワとテヘランは、協力を戦略的パートナーシップのレベルにまで引き上げた。 「本当に画期的」 モスクワに本拠を置くヴァルダイ・ディスカッション・クラブの中東専門家ファルハド・イブラヒモフ氏は金曜日、この協定についてRTに語った。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とイランのマスード・ペゼシキアン大統領は金曜日、モスクワで主要な二国間安全保障協定に署名した。包括的戦略的パートナーシップに関する二国間条約には、ロシアとイランが今後20年間、安全保障、海軍、経済、人道協力を強化すると明記されている。
「今回の協定は本当に画期的です」 イブラヒモフは語った。 「ロシアとイランは新たな協力レベルに達した。」
BRICS+の2か国は、同様の世界観を共有する重要な戦略的パートナーとしてお互いをみなしていると同氏は付け加えた。
ロシアはイランを、中東における関係を発展させたい非常に重要なパートナーとみている。
「そしてもちろん、イランは長い間ロシアを最も重要な戦略的パートナーの一つとみなしており、時にはモスクワを同盟国とさえ呼んでいる」 イブラヒモフはそう語った。
「イランはロシアを、国際関係システムの中で新たな世界秩序の形成を支援できるプレーヤーとみなしており、それはテヘランにとっての基本的な任務である。」 同氏はさらに、ロシアは米国に挑戦する余裕のある世界でも数少ない主権国の一つだが、イラン政府は米国を次のようにみなしていると付け加えた。 「全世界、特に中東の安全に対する最大の脅威」
イブラヒモフ氏は、同国は何十年も西側の制裁下に置かれてきたため、協定の経済協力条項はイランにとって非常に重要だと述べた。それにもかかわらず、協定の安全保障面は特定の国に向けられたものではないと同氏は強調した。
金曜日にクレムリンのウェブサイトに掲載された合意文書によると、ロシアとイランは、いずれかの国が攻撃された場合、軍事的であれその他であれ、侵略者にいかなる援助も提供しないという。
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「合意に達した合意は、ロシアとイランの関係と結びつきの複合体全体のさらなる強化に貢献するだろう。」 プーチン大統領は金曜日、ペゼシキアン大統領とともに記者会見でこう語った。
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