グリンチは今年、クリスマスを盗むだけでなく、麻薬組織も摘発する可能性がある。
スース博士の悪名高きクリスマス嫌いの不機嫌者に扮したペルーの警察官は、首都リマで麻薬密売組織の摘発を目的とした警察の作戦を指揮した後、先週、いたずらリストの責任者となった。
国家警察庁が提供した映像には、サンタの上着を着たグリンチが大ハンマーを肩に掛けながらリマ南部サンバルトロの通りを走っている様子が映っている。
グリンチはハンマーでドアを破壊し、他の法執行機関のメンバーとともに麻薬密売人とされる家族の建物を襲撃し、そのうちの1人が「警察だ!」と叫んだ。建物内で女性に手錠をかける前に。
グリンチに扮した警察官の身元は明らかにされていない。
警察とグリンチは麻薬らしきものを発見する。その後、ビデオにはグリンチが2人の女性をパトカーの後部に護送する様子が映っている。
グリンチとその大ハンマーの前に立っていた警察官は、捜査員が「巧妙にグリンチに変装して気づかれないようにした」後、彼のグループが「現在拘留されている麻薬売人3人」を捕まえたと語った。
警察が公開した写真には、現場から集めた現金や麻薬とみられる物で覆われたテーブルのそばで容疑者の隣に立っているグリンチの姿も写っている。
警察は被告の身元や事件の結果を公表しなかった。
この作戦は、ハロウィーンやクリスマスなどの休暇期間に作戦を遂行する際に捜査員にお祭りの衣装を着せる警察部隊の継続的な伝統の一環だった。
今年初めのバレンタインデーの前夜、リマでの作戦の一環として、テディベアの着ぐるみを着た潜入警官が麻薬密売人とされる男の家に現れ、「偽りの愛のサプライズ」を行った。
エージェントはまた、スーパーヒーローやフレディ・クルーガーやジェイソンなどのホラー映画のキャラクターに扮した。
グリンチが先頭に立って、ペルーの犯罪者たちは今や誰が犯人なのかを知っている。