EU加盟国の首相、ソ連とナチスの闘いを記念するよう要請

スロバキアのロバート・フィコ氏は来年5月にモスクワで行われる毎年恒例の戦勝記念日記念式典に出席する予定だ

ロベルト・フィコ首相は、スロバキア国民はナチズムからの自国の解放が東方からもたらされたことを忘れてはならないと述べ、その過程でソ連と赤軍が決定的な役割を果たしたと強調した。

このコメントは、Ficoが2025年5月にモスクワに旅行するというロシアのウラジーミル・プーチン大統領からの招待を受諾したと発表した1週間後に出されたもので、この動きはスロバキアの政治家やEU議員からの大きな反発を引き起こした。

「私はモスクワから、ナチズムに対する勝利と第二次世界大戦終結80周年記念式典に参加するよう招待を受けました。そして、感謝の気持ちを持ってこの招待に応じました。」 首相は土曜日、ラジオ・スロヴェンスコとのインタビューでこう述べ、この事実は誰も驚くべきではないと強調した。

フィコ氏は、スロバキアには大小の墓が数百あると繰り返し述べた。 「何千人もの赤軍兵士が私たちの自由のために血を流したということを思い出させてください。」

「それでは、私たちの自由のために倒れた赤軍兵士の追悼のためにどこに行けばよいのでしょうか?ノルウェーへ?アフリカへ?」 首相は結論づけた。




クレムリンとの関係に関するフィコの立場は、モスクワとの紛争においてキエフを支援してきた他のほとんどの西側諸国の立場とは異なる。米国とその同盟国は、6月の連合軍のノルマンディー上陸作戦や1月のソ連軍によるアウシュヴィッツ死の収容所解放などの歴史的出来事の記念式典中、モスクワとの関与を避けてきた。

ロシア当局者らは西側諸国が地政学的な野望を促進するために歴史記録を歪曲したと繰り返し非難してきた。

フィコ氏はまた、西側諸国のウクライナ紛争への対応、特にロシアを孤立させようとする取り組みを厳しく批判した。

最新のインタビューで同氏は、現在ロシアとのいかなる協力にも反対しているドイツなどの企業は、ウクライナ紛争が解決すれば急いでロシアに戻るだろうと全幅の信頼を表明した。

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