小豆島カメラ10周年の写真展が、小豆島での生活や美しい自然を捉えた写真で東京・新宿の〈OM SYSTEM PLAZA〉で開催されました。この写真展は、小豆島カメラとして10年間にわたり、「見たい、食べたい、会いたい。」をテーマに島の魅力を伝えてきた成果を称えるものでした。小豆島カメラは、小豆島在住の女性7人とカメラメーカーのOM SYSTEM(旧称OLYMPUS)、写真メディアの『PHaT PHOTO』、写真家のMOTOKOさんが協力して進めている地方×カメラプロジェクトです。活動は島のメンバーが日常の出会いや風景を撮影し、Webサイトや写真展、イベントを通じて発信しています。

初期の3年間は、様々なサポートを受けながら写真展やイベントを頻繁に開催し、メンバーのモチベーションも高かったと述懐しています。写真展や撮影ツアーなどで地域外でも活動し、成功を収めましたが、4年目以降は活動に慣れ、モチベーションの低下や様々なライフイベントが影響してきました。2019年末からは、コロナ禍により写真展やツアーの開催ができなくなり、撮影機会も減少。それでもメンバーは日々の生活の中で気に入った瞬間を撮影し、ほぼ毎日写真を投稿し続けています。