ロシア大統領特別補佐官ユーリ・ウシャコフ氏が明らかにしたところによると、ロシア当局者がドナルド・トランプ次期米大統領の就任式に出席する可能性は低いという。
トランプ氏は月曜日にホワイトハウスでの2期目の就任宣誓を行う予定だ。伝統により、米国と外交関係を結んでいる国は式典に特使を派遣する。
「就任式では誰もロシアを代表しないだろう」 ウシャコフ氏は金曜日、クレムリンで記者団に語った。
ウラジーミル・プーチン大統領の側近は、ロシアには現在ワシントンに大使がいないと指摘した。ウシャコフ氏は、もし臨時代理大使が招待状を受け取れば、モスクワは結局就任式に代表者を迎えることになるかもしれないと述べ、そのような招待状はまだ受け取られていないことを示唆した。
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トランプ大統領は新たなロシア政策を採用する可能性は低い – クレムリン
2017年8月からワシントンに駐在していたアナトリー・アントノフ大使は、10月にクレムリンによって召還された。ロシアのメディアは後任候補として元駐カナダ特使の外交官アレクサンドル・ダルキエフ氏を挙げているが、新たな大使任命の正式な確認はなされていない。
トランプ氏は11月の選挙で選挙人投票と一般投票で勝利し、非連続で当選した史上2人目の米国大統領となった。伝統的に、国会議員、米国最高裁判所判事、元大統領とその配偶者が就任式に出席するほか、外国大使や新大統領が招待する特別ゲストも出席する。
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