鹿と衝突した運転手を助けるために停車したジョージア州消防署長を殺害した容疑の男が銃撃致死事件に関連して逮捕されたと警察当局者が火曜日に発表した。
チェンバーズ郡保安官副首席マイク・パリッシュ氏がNBCニュースに語ったところによると、ウィリアム・ランドール・フランクリンさんは、コウェタ郡大隊消防署長ジェームズ・バーソロミュー・コーセン氏(54歳)と運転手(身元不明)との銃撃戦で負傷し、拘留されたとのこと。
パリッシュ氏によると、フランクリンさんは地元の病院から釈放され、ジョージア州マスコギー郡からアラバマ州チェンバーズ郡への引き渡しを待っており、そこでコーセンさん殺害に関連した殺人の令状が出ているという。
フランクリン容疑者は、ジョージア州境に近いアラバマ州の「極めて」田舎の地域で、土曜午後、妻とともに容疑者の自宅に近づいたコーセン容疑者と運転手に発砲したとされるまで、何の言葉も交わさなかったようだ。首席副官は言った。
パリッシュ氏によると、コーセンさんは近くにいて夫婦を助けるために車を止めたが、携帯電話が通じず、消防署長と運転手はフランクリンさんの自宅まで30メートルも歩いて行かなかったという。
パリッシュ氏によると、運転手の妻は車内に残ったという。
パリッシュ氏によると、彼らがフランクリンさんの私道に近づくと、容疑者は外に出て銃を撃ち始めたという。首席副官によると、コーセンと運転手は発砲したという。
パリッシュ氏によると、コーセンさんはその場で死亡が確認された。運転手は腕を強打したが、同日退院した。
パリッシュ氏によると、フランクリンさんは腕を2回、太ももを1回殴られたという。
銃撃の動機は不明のままだ。パリッシュ氏によると、容疑者の家族はフランクリンさんが精神衛生上の問題を抱えていると話しているという。現場に出動した警部補は、容疑者は酒に酔っているようだと述べた、と首席補佐官は付け加えた。
フランクリン氏に代わって弁護する弁護士がいるかどうかはすぐには明らかになっていない。家族からのコメントは得られていない。
同庁の声明によると、コーセンさんは近くのコウェタ郡の消防署に20年以上勤務しており、優しい魂を持った勤勉な人として知られていたという。
「多くの皆さんと同じように、この恐ろしい悲劇を乗り越えるにあたって、私たちにも多くの疑問があります」と当局は述べた。